テキスト オブジェクトが持つ
- 回転機能、1度単位で指定する方法
- 回転させる際の注意点
について解説しました。
こんにちは。ドリームハイブの山本です。
本日もFastReportの情報をお届けします。
本日は、テキストオブジェクトの回転についてお話しします。
まず、ここは、テキストボックスを1個配置して、テキストオブジェクトを1個配置して、適当な段落、ちょっと長めの文章を2つ入れた状態です。折り返し設定がされています。
この部分に回転を加える場合、非常に簡単で、ツールバーの回転ボタンを押して、例えば、90度ってやってあげれば、もう文字がすぐに回転することがわかると思います。
戻しました。
で、もっと細かい、ここに出てくるような、90とか45度とかっていう単位じゃなくて、もっと細かい回転をしたい場合には、もうオブジェクトインスペクターでRotationというプロパティがありますので、これに例えば15度というふうに打って変えてあげたりとか、こういうことができるんですね。
この時、ちょっと見ていただきたいのが、この斜めにした時に、実は、文字が折り返された結果、最終的に下が隠れてしまう場合があるんですね。
こういうことが起こった場合には、オブジェクトのサイズをうまく調整して、縦に表示したいのか、横の幅を調整するのか、というのを考えて、どのように表示させたいのかを考えて、オブジェクトのサイズを変えるという作業が必要になります。
この点だけ気を付けていただければ、非常に簡単に回転などができるということが、すぐに見て取れるのではないかと思います。
あまり、こういう縦横とかを使う書類は多くないと思うのですけれども、日本語で縦書きの文書とかを作る場合なんかには、1つの有効な手段だと思います。
なので、縦書き文書を作る場合なんかに使うとか、あとは、表のうち、一部を縦にしたりだとかという、請求書とかだとあまりないかもしれないですけれども、技術文書とかで必要であれば、使っていただくのが良いのではないでしょうか。
今回は、以上です。