テキスト オブジェクトが持つ外観に影響を与えるプロパティについて解説しました。
- テキストのインデント
- 文字間のスペース
- 行間のスペース
- 段落の最初の行のインデント
こんにちは。ドリームハイブの山本です。
本日もFastReportの情報をお届けします。
本日は、テキストオブジェクトが持っているプロパティの、
見た目に影響を与える大事なプロパティをご紹介したいと思います。
まず1つ目は、GapX、GapYというやつですね。
今、テキストオブジェクトを選んでみてプロパティインスペクタで見ると、2と1と表示されているのですが、GapXというのは左からの距離、GapYというのは上からの距離、これはテキストオブジェクトが作られた部分を起点にしています。
ですので、例えば、GapXを20、GapYを10、というふうにしてあげると、テキストオブジェクトの開始点から20、縦に10ピクセル、動いていることがわかると思います。
こんな感じで、設定、GapXとGapYを使うことによって、テキストオブジェクトの開始位置から実際にテキストが描画される位置を調整することができるというものです。
では元に戻しますね。
続いては、CharSpacingとLineSpacingというやつです。
CharSpacingというのは、文字間ですね。
CharSpacing、今0になっているのですが、これを例えば10というふうに変えてあげると、文字間が広がったのがわかると思います。
1個1個の文字をあまりこういうふうに広げてしまうと読みづらいと思いますが、こういうようなプロパティで全体的に、長体ではないですが、幅を調整することができるというのは知っておいて良いでしょう。
同じように、CharSpacingだったのですが、もう1個のLineSpacingというのは、もう名前からもわかるかもしれませんが、これは、行間ですね。
なので、これを例えば、今2なので、これを20にしてみましょうか。
そうすると、今の10倍ですね。今の10倍の縦の行間の開きができたことがわかります。
元に戻します。
そして、最後は、ParagraphGapというプロパティ。
ParagraphGapというのは、これは、段落の最初の行のインデントをピクセル単位で指定するものです。
今、ご紹介したのは全部ピクセル単位なんですけれども、ParagraphGapを、20というふうにしてあげると、2段落あったので、Lorem ipsum のLの部分と、次の段落も、ちゃんと20ピクセル、行頭がずれたことが見えると思います。
このようなプロパティを組み合わせることによって、かなりテキストオブジェクトの中に入ってるコンテンツの見せ方を変えるということがわかっていただけるのではないかと思います。
本日は、以上です。