FastReportの使い方、はじめの一歩



FastReportの使い方、はじめの一歩

FastReportで初めてレポートを作る方法について解説しました。

こんにちは。ドリームハイブの山本です。

本日もFastReportの情報をお届けします。

本日は、FastReportはじめの一歩、ということで、アプリケーションを作ってから、実際にレポートを作り込む最初の一歩をどういうことをすればいいのか、ということについてお話ししたいと思います。

それでは、開いてるのは、Delphi 10 Seattleです。

ここに対して、どのように作るかということなのですが、最初は、アプリケーションそのものがないとできませんので、それを作ります。

「ファイルメニュー」、「新規作成」を選び、VCLフォームアプリケーションを選択します。

そうすると、準備ができたフォームが表示されますので、
ここに対してどんなコンポーネントを置けばいいかと言うと、
ツールパレットからfrxReportというコンポーネントを1個、置きます。

実は、これでもう基本的な準備はすべて終了です。

あとは、レポートを作りたい場合、
このfrxReport1という非ビジュアルコンポーネントをダブルクリックすることで、FastReportのデザイナが開きます。

このレポートデザイナに、いろいろなオブジェクトを置いていくことによって、レポートを作り出すことができるわけです。

非常に簡単ですね。

例えば、テキストとかを適当に配置して、ハローと打って、OKすれば、
それがそのまま表示されますので、
あとはフォントのサイズなどを調整してあげれば良いと。

同じように、画像であったりだとか、いろいろなグラフであったりだとか、
グラデーションを引いたりだとか、
を繰り返していくことによってレポートを作り出すことができます。

作ったレポートは、このまま見ても同じように見えますし、
プレビューを使ってどんなふうに表示されるのかを見ながら、
最終的な形を見ながら、作り出すことも可能です。

このように、非常に簡単に、
本当にコンポーネントを1個置いてダブルクリックして編集するというのが、
最も基本的なFastReportの使い方だと思ってください。

以上です。