一覧表のレポートにタイトルページを付けるなど、デザインの異なるページによって構成されるレポートは多々あります。
そのようなページ毎にデザインのレポートをFastReportで作成する方法について解説しました。
ドリームハイブの山本です。
今回は、複数ページのレポートを作る方法についてお伝えします。
今、画面に表示しているのは、データベースのデータを引っ張ってきて、画面上に繰り返しデータとして表示する、そんなレポートを作ってあります。
これ、ちょっと1回プレビューしてみますね。
そうすると、データの一覧が表示されているというのがサムネイル一覧を表示させることでもわかると思います。
通常、レポートというのは、こういった一覧が表示される前にタイトルページが表示されていると思うんですが、それを今回は作ってみましょう。
作り方はすごく簡単で、ツールバーなどから、この新しいレポートページというのを選びます。
ファイルメニューなどからも選ぶことができます。
すると、新しく作られたページというのは、左側のタブの中に表示されますし、また、レポートツリーの中にも一覧の中に表示されます。
今回は、ページ1の後にページ2が作成されてしまったので、タイトルページ、トップページを作りたいので、ページ1よりも前に表示させる必要がありますので、これをドラッグして、位置を変更します。
そうすると、ページ1の中には、情報の一覧が、ページ2がその前にくるというような状態になりました。
トップページであることを示すために、テキストオブジェクトを1個用意し、トップページという情報を書いておきます。
中身は、ちょっとわかればいいので、このままにしておいて、プレビューを見てみましょう。
すると、サムネイルビューを見ていくことによって確認できますが、トップページが表示された後、一覧表示ができているというのがわかりますね。
このように、FastReportを使うと、このページというのは、いくらでも、これは無制限に追加することができます。
これによって、複雑な表であったり、複雑な帳票、縦横が混じったようなレポートを作る場合にも、非常に簡単にページを追加して、その並び替え、順番を決めて、で、中のデザインを作り込んでいく、というやり方で作ることができるんですね。
このように、非常に簡単に作れることがわかっていただければ良いかと思います。
本日は、以上です。